2005/1/2 (Sun)
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終身雇用制
マスコミや財界が好んで使う言葉に「終身雇用制」がある。何をさして終身雇用なのだろうか。終身雇用制とは死ぬまで働くことができ、制度として保障するものである。過去にそのようなことが一度でもあっただろうか。否である。ここにもマスコミと財界の意図的な言葉の遊びがある。しかし国民全体は終身雇用になっているとは思わない。単純な誤りである。
少子高齢化を迎えた今日、外国人労働者の導入など考えないで、大量にいる失業者の採用や定年制の延長を労働基準法で定めるべきだろう。定年になったことで、有能な労働者を働かせないから、年金財政などの問題が起きる。
昔は「定年マンコロ」と言われていたくらい働くことができた。定年の満期が到来し、退職と同時に死亡することが多かったのでそのように言われていた。そこまでとは言わないが、退職後も再就職しなければ生活できない実態をみると定年は延長すべきである。これは歴代日本政府の失敗策である。
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