警察はまじめに仕事をすべし。職務怠慢を警察官が足りないというのは責任逃れ。
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赤字を抱える日本、警官1万人増員 !

国際テロ対策や組織犯罪防止のため、全国で地方警官を1万人増やし、治安を強化したいという。現在、犯罪の検挙率が低下していることを反映したものとも言える。世論調査の結果を見ると、失業や不景気と連動して犯罪の不安感が増えている。(北日本新聞3月28日付け)

これは政治政策の失敗を警察官の増員でごまかそうとするものである。
第一に費用は1000億円にもなり財源をどこに求めるのだろうか。年金すら約束どおり支払えない状況を踏まえる必要がある。

第二に検挙率の低下は、警察の能力が低下してきていることに目をむけねばならない。一人ひとりの警察官としての能力を高めることがまず求められるのであり、人さえ増やせば解決するという発想は安易すぎる。

第三に国家権力機構を強化することは国民一人ひとりを監視強化するものであり、反国民的な性格も併せ持つものであり、素直に賛同しかねる。(警察国家)

第四に日本に対するテロは外交次第で増減するものであり、テロを発生させない、わかりやすく言えば恨みをかわない外交で解決できる。

第五に犯罪が増える条件は拡大している。失業者や自殺者が増えているのである。これまで「死ぬくらいならなんでもできる」と教えてきたのである。こういう条件を政治が解消しない限り解決できない。
労基法改悪でますます自由に労働者を解雇できるようになった。リストラで苦しむものは自殺の道か犯罪の道しか残されていない。

第六に自衛隊や警察は圧倒的少数者の多数者を支配する、支配の為の道具であり、国民主権の立場に立てば当然反対である。

警官をどれだけ増やしても解決しない。なぜなら生活環境が悪いからです。
元から絶たなきゃだめなのです。以上の理由により1万人増員に反対するものである。